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品書き / 白身

えんがわ縁側

えんがわ/Engawa (fin muscle of flatfish)

えんがわは何の魚?

ヒラメやカレイの、背びれと尻びれの付け根の身。コリコリした歯ごたえと甘い脂が持ち味です。ヒラメからは少ししか取れない高級なタネですが、回転寿司のえんがわは、たいてい輸入の大型のカレイのもの。

えんがわの握り
えんがわの握り写真: Arashiyama(CC BY-SA 3.0)

旬

えんがわ
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回転寿司に多いカラスガレイのえんがわは、ほとんどが冷凍の切り身で出回るので、旬ははっきりしません。ヒラメとカレイの旬は、それぞれのページにあります。

旬 出回る時期

家の縁側に似ているから

日本家屋の縁側
日本家屋の縁側写真: Savannah Rivka(CC BY-SA 4.0)
見た目と、魚のふちにくっついている様子が、日本家屋の縁側に似ている。だから「えんがわ」です。明治32年(1899)の泉鏡花『湯島詣』には、もう「比良目は縁側に限る」とあります。
正体は、背びれと尻びれの付け根にある担鰭骨(たんきこつ)のまわりの肉。辞典は、とくにカレイやヒラメのものをこう呼ぶ、としています。コリコリした歯ごたえと、甘みのある脂が持ち味です。

1尾から4枚

鰭を動かすための筋肉「エンガワ」は、1尾から4枚しか取れません。星かれいのエンガワを細く切り、並べて握る店もあります。東京の古い食通には、「夏座敷とかれいはエンガワがいい」という言葉が残っています。

回転寿司のえんがわは、カラスガレイ

ヒラメのえんがわは1尾から取れる量が少なく、寿司では高級なタネでした。それが、海外から入る大型のカレイ(カラスガレイ、アブラガレイ、オヒョウ)を使うことで、回転寿司やスーパーのパック寿司でも安く出せるようになりました。
回転寿司の「えんがわ」(スシロー倉敷の店)
回転寿司の「えんがわ」(スシロー倉敷の店)写真: bryan... from Taipei, Taiwan(CC BY 2.0)
回転寿司などで人気のえんがわは、カラスガレイかアブラガレイのもの。くら寿司は品書きに「えんがわ(かれい)」と、魚の名前まで書いています。

値段

回転寿司・街の寿司屋・高級店のおまかせを並べて比べる

回転寿司

  • くら寿司「えんがわ(かれい)」(一皿110円からの店)180円2026-09-25 時点
  • くら寿司「えんがわ かれい(一貫)」(一皿110円からの店)110円2026-09-25 時点
  • はま寿司「えんがわ」(魚種の表記なし)176円2026-09-25 時点
  • スシロー「えんがわ」1皿(巣本店、税込。店舗により価格が異なる)180円2026-10-11 時点

大衆店

  • 梅丘寿司の美登利「ひらめのえんがわ(季節商品)」(税込。貫数の記載なし。一部店舗は価格が異なる場合あり)550円2026-09-29 時点
  • すしざんまい「えんがわ」1個(グランドメニュー、税込)327円2026-10-11 時点
  • 梅丘寿司の美登利「カレイのエンガワ」(税込。貫数の記載なし。一部店舗は価格が異なる場合あり)308円2026-10-11 時点

『江戸前の旬』では

「エンガワ」と題した回は、連載の第26話。

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えんがわとつながるタネ

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