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新子(シンコ)

しんこ

コノシロの、その年に生まれた小さな子。江戸前寿司の夏の初物で、出始めにはとびきりの高値が付きます。

関東の市場に入り始めるのは晩春。3〜4cm、1g以下という小ささです。出始めは、100gで2万円以上することもある。

この小ささをわざわざ好んで料理するのは、関東の寿司屋・料理店だけです。

じつはクロマグロの稚魚や小さなものも、「新子」「新前(しんまえ)」と呼ばれます。好まれるのは、高知県や鹿児島県など。

『江戸前の旬』では

連載の第16話の題が「シンコ」。2巻の台詞には「初物のシンコとマグロは損得じゃねえ」と、職人の意地がのぞきます。12巻では、旬が仕込んだシンコを、江戸切子の職人の客が「これは江戸前の握りではない」と言う。75巻の紹介文はシンコを「江戸前の華」、114巻は「初夏の風物詩」と呼びます。85巻には「鹿野課長の寿司講座」のシンコ編も。

このことばが出てくるタネ

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