食べる順番
たべるじゅんばん
淡白なものから、味の濃いものへ。白身やイカで始めて、トロやアナゴへ進む。ひとつの目安ではあっても、決まりがあるわけではありません。好きに食べていい、というのが寿司屋の組合の答えです。
順番に決まりはありません。しいて言えば、小味のものから大味のものへ。白身やイカのような淡白なタネから始めて、トロやアナゴのような味の濃いものへ移っていく。全国すし商の組合の手ほどきも、この形です。
ただし同じ手ほどきが、すぐあとに念を押しています。無理にこの流れにこだわることはなく、それぞれの好みで構わない、と。
味の変わる境目には、ガリをつまみ、熱いお茶で口を直す。ガリの辛み成分は魚の生臭みと結びついて、前の寿司の味を消してくれます。お茶は、口に残った魚の味を洗い流して、次の寿司を新鮮に味わうため。
とはいえ、ガリの食べすぎには注意。今度は口の中に生姜の味が残ってしまいます。
順番に悩みたくなければ、おまかせという手があります。タネの順番を店が決め、全体を通してどうおいしく食べてもらうかを考えて、1貫ずつ出していく。流れはコース料理そのものです。
献立を見ると、店の考える順番が読めます。銀座久兵衛の鮨懐石なら、突出、刺身、焼物と進んで握り10貫、そのあとに巻物、椀、水菓子。巻物は握りのあとに来ます。
このことばが出てくるタネ
このページの出典(5件)
- すし検定学習 (五)すし屋を楽しむ雑学(全国すし商生活衛生同業組合連合会)2026-09-29 閲覧
- すし検定学習 (四)すしの名脇役(全国すし商生活衛生同業組合連合会)2026-09-29 閲覧
- おすし屋さん カウンターデビュー講座(3)すしを食す|すしラボ(ミツカン)2026-09-29 閲覧
- お品書き | 東京・銀座 すきやばし次郎(すきやばし次郎)2026-09-29 閲覧
- 銀座本店・新館 - 銀座久兵衛(銀座久兵衛)2026-09-29 閲覧