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品書き / 巻物

カリフォルニアロール

かりふぉるにあろーる/California roll

カニカマとアボカドを、海苔を内側にしてシャリで巻いた裏巻き。カリフォルニア巻き、加州巻きとも呼びます。1963年ごろ、ロサンゼルスのリトル東京で、マグロが手に入らない時期にトロの代わりとしてアボカドを巻いたのが始まり。1980年代までにアメリカ各地へ広がり、日本にも伝わりました。

カリフォルニアロールの裏巻き
カリフォルニアロールの裏巻き写真: Tim Reckmann(CC BY 2.0)

トロの代わりに巻いたアボカド

寿司にアボカドがのったきっかけは、マグロ不足でした。ロサンゼルスのリトル東京にあった「東京会館」の寿司職人・真下さんは、市場にマグロが出回らない時期があることに気づく。マグロがなければトロの太巻きが作れない。そこでトロの代わりに巻いたのが、カリフォルニア産のアボカドとカニカマでした。
カリフォルニアロール(フィンランドの寿司店)
カリフォルニアロール(フィンランドの寿司店)写真: Tiia Monto(CC BY-SA 3.0)
これがカリフォルニアロールの始まり。年は1963年で、別の記録では、店のオーナーの提案を受けてタラバガニの脚の身とアボカドをマヨネーズで和えて巻いた、となっています。海苔を内側に巻き込む裏巻きは、アメリカ人が海苔を気味悪がってはがして食べる姿を見た職人の工夫。1980年代までにはアメリカ各地に広がり、日本へも伝わりました。
発祥の店とされる東京會館では、カニの脚、アボカド、キュウリ、白ゴマを、海苔を外側にした手巻きにしていました。

海苔を内側に

アメリカでは、アボカドと一緒にキュウリを巻くことが多い。外側には白ゴマをまぶし、ゴマの代わりにとびこを使うこともあります。マヨネーズを使うのは、まれです。海苔を使わないこともあります。
生の魚介を使わず、海苔はシャリの内側。生魚にも海苔にもなじみのないアメリカ人でも、抵抗なく食べられます。カリフォルニアロールで海苔とシャリに慣れてから、日本でふつうに食べる寿司へ進んでいくアメリカ人が多い、ともいわれます。
伝統を重んじる寿司好きは悲鳴を上げました。それでも組み合わせは一躍人気になり、東海岸ではスモークサーモンとキュウリの「ニューヨークロール」、クリームチーズの「フィラデルフィアロール」まで出てきます。寿司がアメリカの料理になっていく入り口に、アボカドがいたわけです。

元祖はバンクーバー、という説

カナダのバンクーバーには、1974年に日本料理店「Tojo's」の店主が考えた「東條巻き」があります。ダンジネスクラブ(カニ)、アボカド、ほうれん草、卵、ゴマを裏巻きにしたもので、海苔や生魚が苦手な客のための一本でした。いまも店の品書きでは「カリフォルニアロールの先駆け」と名乗っています。

長さ100.6メートル

2009年11月8日、カリフォルニア州で地元の学生数百人が、世界最長のカリフォルニアロールに挑みました。できあがったのは長さ100.6メートル。それまでの記録、ハワイの91.4メートルを抜きました。

値段

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回転寿司

  • はま寿司「カリフォルニアロール」(税込。持ち帰り不可)176円2026-09-30 時点

大衆店

  • 梅丘寿司の美登利「カリフォルニアロール」(税込。一部店舗は価格が異なる場合あり)660円2026-09-30 時点
  • すしざんまい「カリフォルニアロール」(グランドメニュー、税込)968円2026-09-30 時点

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