街道
鯖街道
若狭の小浜で一塩した鯖を背負い、峠を越えて京へ。着くころには、ちょうどいい塩加減になっている。京都の鯖寿司の塩サバが通った道、鯖街道の話です。

若狭から京へ
鯖街道は、一本の道の名前ではありません。若狭の小浜藩領、いまの福井県嶺南と京都を結ぶ街道をまとめた呼び名です。いちばんよく使われたのは、小浜から熊川宿、朽木を抜けて、京都の出町に至る若狭街道。
若狭は古代から「御食国(みけつくに)」。塩や海産物を都へ届け、都の食を支えてきた国です。一塩した若狭の海の幸は、京で「若狭もの」「若狭一汐」と呼ばれて珍重されました。
京は遠ても十八里

小浜の古文書『市場仲買い文書』には、「生鯖塩して荷い、京へ行き任る」。塩をした鯖は、京に着くころにちょうどいい塩加減になる。京の町の人たちに重宝されたのは、この塩サバでした。

古い道の、新しい名前
ところが「鯖街道」という呼び名そのものは、意外なほど新しい。『朽木村史』(2010年)は、1979年に書かれたある小説家の文章を初出としています。
2015年4月24日、「海と都をつなぐ若狭の往来文化遺産群 〜御食国若狭と鯖街道〜」は、文化庁が選んだ最初の日本遺産18件のひとつになりました。
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このページの出典(4件)
- 鯖街道(Wikipedia)2026-09-29 閲覧
- 鯖街道のお話(小浜広峰:いづみ町~京都)(若狭おばまフィルムコミッション(小浜市))2026-09-29 閲覧
- さばずし 京都府|うちの郷土料理(農林水産省)2026-09-29 閲覧
- 海と都をつなぐ若狭の往来文化遺産群 ~御食国若狭と鯖街道~|日本遺産ポータルサイト(文化庁)2026-09-29 閲覧