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昆布締め(昆布〆)

こぶじめ

刺身を昆布で挟んで寝かせる仕事。昆布が余分な水分を吸うので日持ちがよくなり、そのうえ昆布の旨みが移ります。富山県の郷土料理として知られています。

富山の昆布〆は江戸時代、北前船が運んできた北海道の昆布と、富山湾の魚との組み合わせから生まれました。冷蔵庫の無い時代には、生の魚を保存する手段でもあった。

富山県で使う昆布は、大半が北海道の羅臼昆布。明治時代、北海道開拓で羅臼に移り住んだ富山県民が、親戚に羅臼昆布を送ったことが、理由の1つです。

富山の昆布〆の定番は、県民が「サス」と呼ぶカジキ。タイやヒラメ、シロエビ、ホタルイカも使います。

『江戸前の旬』では

読者の感想をたどると、昆布締めはあちこちで顔を出します。3巻ではオコゼの旨味を昆布締めで補い、18巻では白板昆布で締めた白皮甘鯛の握り。72巻では、昆布の日にちなんで、昆布締めの盛り合わせと、おぼろ昆布締めの盛り合わせが並びます。

このことばが出てくるタネ

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