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品書き / イカ・タコ

ホタルイカ蛍烏賊

ほたるいか/Firefly squid

胴の長さ7cmほどの、体に発光器を持つ小さなイカ。春、産卵のために富山湾へ群れで押し寄せ、波打ち際で青白く光ります。ゆでるとワタに旨みがあり、身にはほどよい甘み。寿司には、ゆでたものを何匹かシャリにのせて握る。

ホタルイカ
ホタルイカ写真: Dieno(Public domain)
ホタルイカの握り
ホタルイカの握り写真: Mikkabie(CC BY-SA 4.0)

旬

ホタルイカ
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旬は春で、漁の盛期とも重なる。富山県の定置網漁期は3月〜6月中旬です。

旬 出回る時期

光って、影を消す

ホタルイカが腹側を光らせるのは、身を隠すため。上から差す光と同じ明るさで光って自分の影を消し、下にいる外敵に見つからないようにしている。カウンターシェイディングと呼ばれるしくみです。
体には、約1,000個もの小さな発光器。刺激を受けると、青白い光を放ちます。

名付け親は、富山で見た

富山名付け親は動物学者の渡瀬庄三郎。1905年、富山県で蛍のように光るイカを見て「ホタルイカ」と名付けました。学名の属名Wataseniaも、渡瀬にちなんだものです。
「コイカ」「マツイカ」とも呼ばれます。

春の富山湾の「身投げ」

富山産卵を終えたホタルイカが波打ち際に打ち上げられ、いっせいに青白く光る。地元ではこれを「身投げ」と呼び、富山の春の風物詩になっています。
富山ほかの県ではホタルイカを底曳網で獲りますが、定置網で獲るのは全国で富山だけ。傷がつきにくく、漁場から港も近い。しかも3〜5月の富山湾のホタルイカは産卵期を迎えているので、よその県のものより体が大きいのです。

ゆでて、握る

ゆでたホタルイカ
ゆでたホタルイカ写真: Lombroso(CC BY-SA 3.0)
食べ方は、ゆでるのが主流。塩辛や佃煮にもなります。
ゆでたホタルイカを3匹ほどシャリにのせて握ることもあります。富山県滑川などのものが出回り始めるのは3月ごろから。
握りを口に入れると、ホタルイカの旨みがいきなり広がる。身は柔らかく、苦みはほとんどありません。ワタの濃さが、身の甘さや食感とひとつになります。
生のホタルイカを握るなら、内臓と目を取り、開いてからつけます。
ホタルイカには旋尾線虫が寄生していることがあります。生で食べるなら、内臓を除くか、冷凍して一定時間置いたものを。

値段

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回転寿司

  • くら寿司「国産 ほたるいか沖漬け」1皿(一皿110円からの店)120円2026-09-25 時点

『江戸前の旬』では

読者の感想によれば、74巻にホタルイカの昆布締めの握りが出てきます。

土地の呼び名

呼び名土地種類・メモ
リュウグウソウメン(龍宮そうめん)富山県周辺げその呼び名。

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