ホタルイカ蛍烏賊
ほたるいか/Firefly squid
胴の長さ7cmほどの、体に発光器を持つ小さなイカ。春、産卵のために富山湾へ群れで押し寄せ、波打ち際で青白く光ります。ゆでるとワタに旨みがあり、身にはほどよい甘み。寿司には、ゆでたものを何匹かシャリにのせて握る。
旬
ホタルイカ
旬は春で、漁の盛期とも重なる。富山県の定置網漁期は3月〜6月中旬です。
旬 出回る時期
光って、影を消す
ホタルイカが腹側を光らせるのは、身を隠すため。上から差す光と同じ明るさで光って自分の影を消し、下にいる外敵に見つからないようにしている。カウンターシェイディングと呼ばれるしくみです。
体には、約1,000個もの小さな発光器。刺激を受けると、青白い光を放ちます。
名付け親は、富山で見た
富山名付け親は動物学者の渡瀬庄三郎。1905年、富山県で蛍のように光るイカを見て「ホタルイカ」と名付けました。学名の属名Wataseniaも、渡瀬にちなんだものです。
「コイカ」「マツイカ」とも呼ばれます。
春の富山湾の「身投げ」
富山産卵を終えたホタルイカが波打ち際に打ち上げられ、いっせいに青白く光る。地元ではこれを「身投げ」と呼び、富山の春の風物詩になっています。
富山ほかの県ではホタルイカを底曳網で獲りますが、定置網で獲るのは全国で富山だけ。傷がつきにくく、漁場から港も近い。しかも3〜5月の富山湾のホタルイカは産卵期を迎えているので、よその県のものより体が大きいのです。
ゆでて、握る

ゆでたホタルイカを3匹ほどシャリにのせて握ることもあります。富山県滑川などのものが出回り始めるのは3月ごろから。
握りを口に入れると、ホタルイカの旨みがいきなり広がる。身は柔らかく、苦みはほとんどありません。ワタの濃さが、身の甘さや食感とひとつになります。
生のホタルイカを握るなら、内臓と目を取り、開いてからつけます。
ホタルイカには旋尾線虫が寄生していることがあります。生で食べるなら、内臓を除くか、冷凍して一定時間置いたものを。
値段
回転寿司
- くら寿司「国産 ほたるいか沖漬け」1皿(一皿110円からの店)120円2026-09-25 時点
『江戸前の旬』では
読者の感想によれば、74巻にホタルイカの昆布締めの握りが出てきます。
土地の呼び名
| 呼び名 | 土地 | 種類・メモ |
|---|---|---|
| リュウグウソウメン(龍宮そうめん) | 富山県周辺 | げその呼び名。 |
次に読みたくなる
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出てきた土地
このページの出典(8件)
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- ホタルイカ(富山湾の神秘)(富山県漁業協同組合連合会)2026-09-29 閲覧
- ゆでホタルイカの握り|WEB寿司図鑑(ぼうずコンニャク)2026-09-25 閲覧
- ホタルイカ|市場魚貝類図鑑(ぼうずコンニャク)2026-09-25 閲覧
- ホタルイカ群遊海面|とやまの文化遺産(とやまの文化遺産魅力発信事業実行委員会(富山県教育委員会))2026-09-29 閲覧
- 生ホタルイカの握り|WEB寿司図鑑(ぼうずコンニャク)2026-09-25 閲覧
- [一皿110円〜店舗]メニューのご案内|くら寿司(くら寿司株式会社)2026-09-25 閲覧
- 江戸前の旬 74巻の感想(シーナ@食べ物漫画好き)|読書メーター(読書メーター(シーナ@食べ物漫画好き))2026-10-11 閲覧

