車海老(クルマエビ)
別名 サイマキ、マキ
江戸前の天ぷらにも、寿司にも、まずこれ。エビのなかのエビです。内湾の干潟が減ったことなどで天然ものは激減し、いまはほとんどが養殖。原則として生きたまま売られ、死ぬと値ががくんと落ちます。
旬は晩秋から冬。水揚げが多いのは夏から秋にかけて。
関連することば 踊り(車海老の踊り)
えび/Shrimp / Prawn
江戸前では、エビはゆでて握るもの。その代表格がクルマエビです。生のまま握る「踊り」は、戦後の大阪生まれ。甘エビ、ぼたんえび、白エビと、生で食べるエビたちは、そろって標準和名と寿司店での呼び名が食い違っています。


旬 出回る時期
別名 サイマキ、マキ
江戸前の天ぷらにも、寿司にも、まずこれ。エビのなかのエビです。内湾の干潟が減ったことなどで天然ものは激減し、いまはほとんどが養殖。原則として生きたまま売られ、死ぬと値ががくんと落ちます。
旬は晩秋から冬。水揚げが多いのは夏から秋にかけて。
関連することば 踊り(車海老の踊り)
別名 ナンバンエビ、アカエビ
標準和名はホッコクアカエビ。生で食べる、甘みの強いエビです。
別名 トヤマエビ、ボタンエビ
寿司店の「ぼたんえび」、その主流は標準和名トヤマエビです。本当に標準和名がボタンエビという種は太平洋側にいて、とれる量が少なく、寿司店では少数派。どちらも生で食べる、たいへん高価なエビです。
別名 シロエビ
標準和名はシラエビ。ところが一般にはシロエビと呼ばれています。商売になるほどとれるのは富山湾だけで、ついた呼び名が「富山湾の宝石」。殻がむきにくく、むき身は手間のかかる高級品です。
漁期は4〜11月。最盛期は4〜5月と8〜9月の2回。


78巻の紹介文は、江戸前を代表する食材の先頭にエビを置きます。109巻の春から初夏の極上のタネには、白エビと本エビが並びます。
読者の感想によれば、14巻には伊勢海老の天ぷらの衣をはがした握り、16巻には酔っ払い海老と酒煎りの対決、44巻には金婚式を祝う大きな車海老の寿司、64巻には茹でたての車海老の握りが出てきます。
| 呼び名 | 土地 | 種類・メモ |
|---|---|---|
| サイマキ(細巻・鞘巻) | 関東の市場 | 車海老(クルマエビ)。小振りのクルマエビ。模様が刀の鞘を紐で巻いたように見えることから。 |
| ホウサイエビ(宝彩海老) | 三重県志摩市安乗 | 車海老(クルマエビ)。昭和初めに「細い網」でとった天然クルマエビ。「ほそいあみ」がなまった。 |
| ボタンエビ | 北海道・新潟県糸魚川市・東京都など関東周辺 | ぼたんえび(トヤマエビ/ボタンエビ)。トヤマエビの一般的な呼び名。 |
| ガシエビ | 新潟県糸魚川市能生 | ぼたんえび(トヤマエビ/ボタンエビ) |
| タラバエビ | 新潟県新潟市 | ぼたんえび(トヤマエビ/ボタンエビ) |
| シロエビ | 富山県・関東などの市場 | 白エビ(シラエビ) |
| ベッコウエビ(鼈甲蝦) | 富山県 | 白エビ(シラエビ) |