クロアワビ
別名 オガイ、オンガイ
足も殻も黒っぽい、いちばんの高級品。浅い岩場にいて身が硬く、刺身のコリコリを楽しみます。いまは単に「アワビ」と言えばこれ。
旬は夏
あわび/Abalone
アワビは、生で握るか蒸して握るかで職人の考えが割れるタネです。いまの主流は生のクロアワビ。ただ、江戸前らしい一仕事といえば、酒と水でじっくり蒸す蒸しアワビ。蒸すならマダカアワビです。贈りものの「のし」も、もとは干したアワビでした。
クロアワビとメガイアワビは夏。エゾアワビは春から初夏、マダカアワビは春から秋。
旬 出回る時期
別名 オガイ、オンガイ
足も殻も黒っぽい、いちばんの高級品。浅い岩場にいて身が硬く、刺身のコリコリを楽しみます。いまは単に「アワビ」と言えばこれ。
旬は夏
別名 メガイ、メンガイ、ビワガイ
身がやわらかく、生よりも酒蒸しや煮貝で本領を出す。クロアワビよりやや安い。
旬は夏
別名 メタカアワビ
国内でいちばん深い海にいる大型種。生では味が物足りず、蒸して化ける。江戸前の蒸しアワビに欠かせない。
旬は春〜秋
クロアワビの北方系亜種。いちばん多く養殖され、流通ではクロアワビより多い。
旬は春〜初夏
エゾアワビ値段は種類で大きく違います。クロアワビはいまも高値で安定。メガイアワビは生食に向かないぶん、少し安い。エゾアワビはアワビ類でいちばん多く養殖され、韓国や台湾、チリからも入って、手ごろな値に落ち着いてきました。
2巻は、食事を拒む母の誕生日に、思い入れのあるアワビの握りを食べさせたい、という客の話。体の弱った母のために、旬はアワビの旨さをなくさずに柔らかくする方法を考えます。連載の第12話も、題は「アワビ」です。
読者の感想をたどると、2巻ではアワビを砂糖で磨いて大根と炊き、さらに柔らかく煮ます。30巻には鮑とろろ、36巻には松茸で作る精進の鮑。
83巻には「蒸しアワビ」と題した話があります。
| 呼び名 | 土地 | 種類・メモ |
|---|---|---|
| オガイ(雄貝) | 市場(全国) | クロアワビ。メガイアワビを雌に見立てた呼び名。雌雄ではない |
| メガイ(雌貝) | 市場(全国) | メガイアワビ |