マダコ
別名 タコ、イソダコ
昔はタコといえば、マダコのことでした。生で食べることはまれで、たいていは産地で塩ゆでした煮ダコとして出回ります。活けでも煮ダコでも、とにかく高い。
味がいいのは冬、たくさんとれるのは夏。瀬戸内海や大阪湾では夏を旬とし、東京湾では冬のタコをうまいとする。
関連することば 桜煮
たこ/Octopus
寿司ダネのタコは、2本立てです。古くから「タコ」といえばこれを指したマダコと、世界最大のタコ、ミズダコ。江戸前の店では、柔らかく炊き上げた「桜煮」にして握ります。マダコのほうは、ほとんどが煮ダコ(塩ゆで)に加工されてから市場に出てくる。


旬 出回る時期
別名 タコ、イソダコ
昔はタコといえば、マダコのことでした。生で食べることはまれで、たいていは産地で塩ゆでした煮ダコとして出回ります。活けでも煮ダコでも、とにかく高い。
味がいいのは冬、たくさんとれるのは夏。瀬戸内海や大阪湾では夏を旬とし、東京湾では冬のタコをうまいとする。
関連することば 桜煮
別名 オオダコ、シオダコ
北太平洋に広く暮らす、世界最大のタコ。国内の水揚げもいちばん多い。水っぽいと低く見られてきましたが、マダコが減ったいま、酢だこなどの原料もこちらが主流です。完全な生でも食べられます。
旬は、これといってはっきりしない。


連載の第29話の題が「タコ」。82巻には「マダコ」と題した話があります。
34巻では、タコはタコ焼きか明石焼きがいちばん、と言う客に、感心するタコの寿司を頼まれます。旬は姉の夫で料理人の酒井からマダコの扱いを教わり、とても柔らかくなる桜煮の方法を知る。読者の感想によれば、足を大根の桂剥きで巻いて蒸し煮にするやり方です。75巻には柔らかい生ダコの握り、78巻には寿司ダネに向かないと思われていた酢ダコの握り。54巻では、夏の真ダコの味と香りが取り上げられます。134巻では、四代目候補のみどりが「マダコの寿司にはまだ改善の余地がある」と言い出します。
| 呼び名 | 土地 | 種類・メモ |
|---|---|---|
| イソダコ | 山形県庄内地方 | マダコ |
| イシダコ | 青森県 | マダコ。ミズダコと比べて筋肉が硬いためと考えられている。 |
| オオダコ・シオダコ | 北海道 | ミズダコ。雄の呼び名。 |
| マダコ | 北海道 | ミズダコ。ミズダコの雌をこう呼ぶ。標準和名のマダコとは別種。 |
| タコドウグ(鮹道具) | 青森県むつ市・大間町 | ミズダコ。内臓の呼び名。 |
| エラカレ | 岩手県久慈市 | ミズダコ。鰓の呼び名。 |